はじめに
日本では、がんで亡くなる人が多い一方、がん検診を受ける人はまだ十分とは言えません。さらに、職場で行われるがん検診の中には、受診率が低いだけではなく、効果がはっきりしないものも多く見られます。
そこで厚生労働省は「職域におけるがん検診マニュアル(以下、マニュアル)」を公開しました。本eラーニングは、そのマニュアルを分かりやすく学び、職場の実状に沿った「ちょうどよい」がん検診を計画・運用できるようになることをねらいとしています。
本eラーニングの目的
このプログラムのゴールは、次の3つです。
- 正しい選び方を知る:効果が証明されたがん検診(*)を選び、そうでないものは避ける。
- 分かりやすく伝える:会社の状況や上司の意向、従業員の不安、企業の経営者や担当者の考えに配慮しながら説明できる。
- 現場で使える力をつける:よくある場面のシナリオを使って、話し合い・判断の練習をする。
*ここでいう「効果がある」とは、多くの人のデータで「死亡率を下げる」ことが科学的に確認されているという意味です。
本eラーニングの進め方
お一人で取り組むことも可能ですが、職場の複数のメンバーで一緒に取り組むこともおすすめです。次の4ステップで進めます。
- 導入:職場のがん検診で起きやすい問題と、マニュアルが作られた背景をつかみます。
- 学習動画:大事なポイントを短時間で整理します。
- シナリオ演習:実際にありそうな場面をもとに、グループで話し合い、決め方を練習します。
- まとめ:自分の職場でまず何からできそうか、実際に行うことについて話し合います。
動画を見るだけで終わらず、考える→話す→具体的な行動を決めるまで体験できるのが特徴です。