健康会計とは?

健康会計は、2008年に経済産業省が提唱した企業の健康への 取り組みを評価する考え方*,**です。企業が社員の健康増進に対して 行う投資コストとその効果を「可視化」することにより、健康増進に 積極的な企業が社会的に高く評価されることを意図しています。

(経済産業省の以下の検討会で議論、報告されています。)

* H18.10~H19.10 経済成長と公平性の両立に向けて(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g71026a01j.pdf

7つの提言の6番目が、以下の通りです。
「働くことや生活を楽しむことができることを含めて、健康で自立して暮らすことができる期間(健康寿命)の延伸を図り、失業・貧困に陥るリスクを減少させるため、予防医療の促進とあわせ、「健康会計」の検討等、個人・企業の健康投資の充実を促す仕組みづくりを進め、企業や社会における健康経営・健康増進の取組を促進する。」

本提言を受け、具体的な検討が以下で報告されています。
**H19.10~H20.3 健康資本増進グランドデザインに関する調査研究報告書(経済産業省)

本報告書の中で、健康会計は、以下のように定義されています。
健康会計とは、企業(及び保険者)がCSR活動の観点から健康資本増進活動の「費 用」と「効果」を可視化(「見える化」)するための健康情報ツール

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