保健指導サービスを提供するすべての機関は、商品である保健指導サービスの品質に責任をもたなければなりません。
精度管理が明確な健診に比べ、これをクリアすれば質の高い保健指導サービスだといった明確な基準を作ることは容易ではありません。
それは、保健指導とは単なる情報伝達でなく、対象者と保健指導実践者の1対1のコミュニケーションのなかで行われる専門職による対人サービスであるためです。 つまり、研修受講などの知識の有無のみで評価することは困難です。
保健指導サービスの質の管理をするためには、保健指導プログラムと保健指導実践者の継続的な改善のための組織的な仕組みをつくることが有用です。
仕組みづくりとなるとハードルが高く感じられるかもしれませんが、ツールを用いることにより、少ない負担で保健指導の品質管理システムが構築できるように開発しています。
ぜひ、保健指導の質の管理に取り組んでください。