健康 ・ 産業保健経営寄附コンソーシアム

健康・産業保健経営寄附コンソーシアム設立趣意について

少子高齢化による生産年齢人口の急激な減少に対して、健康経営の推進による従業員の健康保持増進は、企業等の法人が健全な人材を確保し、持続的発展を目指す上で重要な課題と認識されるようになってきました。また、政府の健康寿命延伸の政策も相まって、健康経営に関するサービスを提供する企業やそれを支援する自治体が増加するなど、健康経営は社会に広く浸透してきています。

そのような背景のもと、産業医科大学産業保健経営学研究室には、多くの企業や団体から健康経営に係るエビデンス構築、サービスの実証研究、その他推進の取組について、お声がけをいただいております。本学は、働く人の健康確保に関する社会のニーズに応えることが使命となっており、それらのニーズに可能な限り応えたいと考えております。しかし、限られた人員と予算で運営しているため、その対応にも限界があります。

そこで、研究基盤を強固なものにするために、このたび「健康・産業保健経営寄附コンソーシアム」を設立することにいたしました。本コンソーシアムは、当研究室との産学連携活動を行う企業や団体様のご理解を得ていただく奨学寄附金等の資金をもとに、研究者の採用を含む研究基盤の発展を図り、この分野における当研究室の貢献の拡大を目指すものです。 

2019年7月1日
産業医科大学産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室教授 森 晃爾

ご協力いただいている企業・団体 (五十音順)

  • 株式会社 アイセック(iSEQ Inc.)
  • 株式会社 イーウェル
  • 株式会社 エス・エム・エス
  • 株式会社 産業保健コンサルティングアルク
  • SOMPOヘルスサポート株式会社
  • 大同生命保険株式会社
  • ティーペック株式会社(T-PEC株式会社)
  • 株式会社 日本能率協会総合研究所
  • 株式会社 バックテック
  • 株式会社 メディヴァ

活動内容

2023年3月24日に、第5回健康・産業保健経営寄附コンソーシアム 研究会をTKP新橋カンファレンスセンターで開催しました。

  • コンソーシアム発足後初の対面での研究会実施となりましたが、2023年度にコンソーシアムで実施したい事柄についてグループワーク形式で活発な議論を行いました。

2022年10月21日に、第4回健康・産業保健経営寄附コンソーシアム 研究会を開催しました。

  • 企業および健保のニーズを整理するとともに、ヘルスケアサービス事業者として、どのような貢献が可能かについて議論しました。

2022年1月12日に、第3回健康・産業保健経営寄附コンソーシアム 研究会を開催しました。

2021年7月2日に、第2回健康・産業保健経営寄附コンソーシアム 研究会を開催しました。

2021年3月3日に、第1回健康・産業保健経営寄附コンソーシアム 研究会を開催しました。