受賞報告 【第35回日本産業衛生学会 全国協議会】中惇太先生が「ポスター発表優秀賞」を受賞!
2025年11月27日(木)から11月29日(土)にかけて、徳島にて開催されました第35回日本産業衛生学会 全国協議会において、本研究室の5年次修練医である中惇太先生が、「ポスター発表優秀賞」を受賞されました。
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、中先生の功績を心より称えます。
受賞テーマ:ソーシャル・ジェットラグとワーク・エンゲイジメントの関係
中先生の受賞演題は「ソーシャル・ジェットラグとワーク・エンゲイジメントの関係」です。
本研究では、平日と休日の睡眠サイクルがずれる「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ぼけ)」に注目し、以下の重要な知見を明らかにしました。
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ソーシャル・ジェットラグがない労働者と比べて、+30分以上のソーシャル・ジェットラグがある労働者は、ワーク・エンゲイジメントが有意に低下していました。
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+30分以上のソーシャル・ジェットラグがある労働者では、そのズレが大きくなるほど、ワーク・エンゲイジメントが低い傾向にあることが判明しました。
この知見は、労働者の心身の健康と生産性維持に不可欠なワーク・エンゲイジメントの低下を防ぐため、睡眠衛生の重要性を改めて提示するものです。
中先生からの喜びのメッセージ
受賞に際し、中先生より以下のメッセージを預かっております。
産業保健経営学研究室 5年次修練医 中 惇太 先生
『この度は、このような名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。これまで熱心にご指導いただきました先生方に心より感謝申し上げます。引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。本学会のスローガンであった「すべての労働者が元気に働ける」の実現のため、今後も研究・実務の両輪で社会に貢献できるよう、真摯に頑張っていく所存です。』
今後の活躍にご期待ください
当研究室では、中先生をはじめとする研究者の更なる活躍を期待し、支援してまいります。皆様からの温かいご声援をよろしくお願い申し上げます。

