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2022年度大学院特別講義シリーズ “健康経営を科学する” 受講申込み受付が開始されました。

健康経営

産業医科大学大学院産業衛生専攻は、2年間の博士前期課程(修士)、3年間の博士後期課程(博士)で構成されており、様々な職種で構成する大学院生が在籍し、学術的視点から産業衛生学を学んでいます。
昨年度より、多くの皆さんに同専攻の学修内容に興味を持っていただくために、ウェビナーによる公開講座の形式で、特別講義シリーズの提供を開始しました。2022年度も、昨年同様、2テーマのシリーズを提供します。
そこで、この度、2022年11月~12月に6回シリーズで提供する本年度の最初のテーマ“健康経営を科学する”を紹介し、参加申し込みを開始することになりました。職種や立場を超えて、多くの皆さんのご参加を期待しております。

参加を希望される方は、以下のリンクからお申込みください。参加は6回のうち、1回だけでも可能です。
お申込みされた方には、第1回講義が近づきましたら、ウェビナー参加のURLをお知らせいたします。

事前登録の締切は2022年10月21日(金)12:00となっております。

【申込みフォームURL】 https://forms.gle/RpxViPTy4V8VnB7c8

【テーマの背景】
産業保健分野において基本概念となってきた健康経営は、政策側面と実践側面が相まって発展を続けています。一方、従業員の健康への投資が、従業員の健康度向上や事業価値向上といった成果に結びつくためには、提供されるプログラムや組織体制、組織風土等の諸要因が重要となります。近年、健康経営の成果に結びつく諸要因に関する学術上の知見が徐々に蓄積されてきており、それらのエビデンスを政策上の制度や組織における実践に反映させることが課題となっています。そこで本シリーズでは、健康経営の学術側面に光を当て、政策および実践との関連を意識した6回シリーズの公開講座を提供します。

11月7日(月)18:00-19:30
第1回 健康経営研究総論(コーディネーター:森 晃爾)   
 ● 健康経営のはじまり (岡田邦夫:特定非営利活動法人健康経営研究会)
 ● 「健康経営の研究」概論 (森 晃爾)

11月15日(火)18:00-19:30
第2回 健康経営の政策と健康経営度調査(コーディネーター:森 晃爾)  
 ● 政府が進める健康経営施策のこれまでとこれから(藤岡雅美:経済産業省)
    ● 健康経営度調査票の開発(森 晃爾)
 ● 健康経営度調査票を用いた研究(永田昌子)

11月21日(月)18:00-19:30 
第3回 成果の上がる健康経営の進め方(コーディネーター:永田智久)  
 ● 健康増進プログラムの有効性と品質管理(永田智久)
 ● リーダーシップサポートの価値と実践(小田上公法)
 ● 健康経営におけるPDCA(梶木繁之:産業保健コンサルティングアルク)

12月5日(月)18:00-19:30
第4回 プレゼティーイズムの価値と限界 (コーディネーター:森 晃爾)  
 ● プレゼンティーイズムの概念と要因(森 晃爾)
 ● プレゼンティーイズムの要因に関する研究例(森 貴大:住友電工)
 ● プレゼンティーイズムを用いた産業保健活動の提案
  ➢ スクリーニングと対処行動(酒井洸典:住友電工)
  ➢ 職場復帰支援での活用(楠本 朗:坂之上病院)

12月14日(水)18:00-19:30
第5回 健康経営戦略マップと無形資源 (コーディネーター:森 晃爾/小田上公法)  
 ● 健康投資管理会計ガイドラインの開発 (岡原伸太郎:ジョンソン・エンド・ジョンソン)
 ● 無形資源の概念と関連研究 
  ➢ 知覚された組織的支援(Perceived Organizational Support: POS)(小田上公法)
  ➢ 職場の社会関係資本(Workplace Social Capital)(大森美保)

12月23日(金)18:00-19:30
第6回 健康経営と事業価値創造 (コーディネーター:担当:永田智久) 
 ● 健康経営と経営指標(山本 勲:慶應義塾大学商学部)
 ● ESG投資、SDGsと健康経営(永田智久)
 ● 中小企業における健康経営(永田昌子)

※ 所属の記載がない講師は、産業医科大学の教員です。