健康経営/ESG 厚労科研

産業保健の観点からの健康経営の有用性の検証のための研究(H30-労働-一般-008)
労働災害防止対策の推進とESG投資の活用に資する調査研究(20JA1005)

健康経営

研究目的

本研究は、安全衛生活動・健康経営が有用であると経営者が強く認識するような啓発資料を作成することを目的とします。

健康経営とは、経営者がリーダーシップを取り、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。経済産業省が主で実施している健康経営銘柄・優良法人は参加企業が年々、増加していますが、上場企業の17.2%(2016年時点)に留まっており、中小企業も含め健康経営をより広く普及する必要があります。

安全衛生活動や健康経営を推進するためには、①なぜ安全衛生/健康経営が必要か、②具体的に何をすればよいか、③安全衛生/健康経営に取組むメリットの情報を整理することが必要です。本研究では、ソーシャルマーケティングの手法により、「経営者のニーズの把握」と「必要な情報(エビデンス)の創出」の両輪を並行して実施します。

 

研究組織

研究代表者

産業医科大学産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室  准教授 永田 智久

研究分担者

産業医科大学産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室   教授   森 晃爾
産業医科大学産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室   学内講師 永田 昌子
慶應義塾大学商学部 教授 山本 勲
東京大学医学部付属病院22世紀医療センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座 特任教授 松平 浩

研究協力者

早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授 黒田 祥子
慶應義塾大学大学院商学研究科 修士課程大学院生 福田皓