健康経営/ESG 厚労科研

産業保健の観点からの健康経営の有用性の検証のための研究(H30-労働-一般-008)
労働災害防止対策の推進とESG投資の活用に資する調査研究(20JA1005)

報告書

産業保健の観点からの健康経営の有用性の検証のための研究(H30-労働-一般-008)

産業保健の観点から、健康経営になぜ取り組む必要があるのか、具体的に健康経営をどう進めていけばよいか、健康経営に取り組む効果について研究した成果物です。2018-2020年度の3ヵ年の研究成果をまとめています。

Ⅰ. 総合研究報告書

総合研究報告書

2018-2020年度の3ヵ年の研究を総合的にまとめています。

Ⅱ. 分担研究報告書

  1. 労働者の健康施策の経営上の目的・効果に関するインタビュー調査(運輸業、医療福祉業)
    健康経営優良法人(中小企業)の経営者(運輸業、医療福祉業)にインタビューした結果です。
  2. 労働者の健康施策の経営上の目的・効果に関する中小企業の実態調査(アンケート、ホームページ調査)
    健康経営優良法人(中小企業)約4800社にアンケートを行った結果です。また、中小企業が公開しているホームページも調査しています。
  3. 健康経営度調査票から見た産業保健活動の実態
    健康経営銘柄・健康経営優良法人(大企業)が回答した健康経営度調査のデータを用いて、健康経営の方針・体制と健康指標との関係について明らかにしています。
  4. 経営者との連携方法に関する産業医インタビュー調査
    産業医から見て、経営者が労働者の健康を経営上、どのように位置づけているかについて、産業医に対するインタビュー調査で明らかにしています。中小企業と大企業に分けて調査を実施しています。大企業では、産業医が経営者に報告している自社の健康に関する報告書の良好事例も公開しています。
  5. 企業における健康施策決定プロセスと企業・労働者のニーズを踏まえた産業医の介入に関する探索的検討
    産業医が経営者とどのようにコミュニケーションをとって健康経営/産業保健活動に取り組んでいるかについて、産業医に対するインタビュー調査で明らかにしています。
  6. 企業の資産形成・生産性向上との関係の経済学的検証
    健康経営銘柄・健康経営優良法人(大企業)が回答した健康経営度調査のデータを用いて、健康経営施策と経営指標との関連を、労働経済学の観点から明らかにしています。
  7. 生産性向上を目的とした介入研究
    労働者の生産性にも影響する腰痛・肩こりに対して個別に自動でアドバイスが行われる手法を開発し、その効果を検証しています。

労働災害防止対策の推進とESG投資の活用に資する調査研究(20JA1005)

安全衛生・産業保健活動がESG(Environmental, Social and Governance)の観点でどのように位置づけられているかについて、国内・国外の情報を明らかにする研究です。2020-2022年度の3ヵ年の計画で進めています。

Ⅰ. 総括研究報告書

総括研究報告書

2020年度の研究を総括的にまとめています。

Ⅱ. 分担研究報告書

  1. 安全衛生とESG・SDGsに関する法令文献レビュー: Feasibility Study
    安全衛生とESG・SDGsに関連する法令をLexisのデータベースを利用して2021年1月に検索して結果です。直接的に該当する法令はヒットしませんでした。
  2. ESG評価会社の労働安全衛生に関する評価項目の情報収集
    ESG評価会社3社(FTSE Russell、MSCI、サステナリティクス)が労働安全衛生を評価している項目についてまとめています。
  3. ESGのサプライヤーマネジメントを支援している企業の労働安全衛生面での監査項目等の情報収集
    インターネット上で行動規範や監査項目が公表されている5団体(Fair Labor Association(FLA)、Social Accountability International (SA8000)、Responsible Business Alliance(RBA)、Sedex、amfori)の行動規範および監査項目の中で、労働安全衛生として取り上げられている項目を一覧化し、比較しています。
  4. 健康経営優良法人認定企業(中小規模法人部門)における情報開示の現状
    2020年度健康経営優良法人(中小規模法人部門)に認定された4816法人のうち約半数の企業のホームページを調査し、そこに掲載されている労働災害防止、ESG、CSR、健康経営の取り組みについて明らかにしています。
  5. 労働者の健康施策の公表に関するアンケート調査(中小企業)
    健康経営優良法人(中規模法人部門)2020に認定された4816法人にアンケート調査を実施し、情報開示に関する意識について明らかにしています。
  6. CSR関連報告書から見たESG活動と産業保健活動の実態
    東京証券取引市場第一部に上場している全ての企業2172社を対象に、2020年に発行しているCSR関連報告書を調査し、発行状況および労働安全衛生に関する報告内容について分析しています。
  7. ESG良好事例に関するインタビュー調査
    ESGに関する積極的な取組をおこなっているデンマークに本社のあるノボ・ノルディスクにインタビュー調査を実施し、ESGおよび労働安全衛生の取り組み、および、情報開示について調査しました。大変重要な良好事例が得られています。
  8. 欧米・日本における労働安全衛生活動に関する理論と実践
    健康経営銘柄2020で選ばれた40社が公表している有価証券報告書の開示項目を対象とし、労働安全衛生や健康経営・健康会計の検索キーワード(健康、労働、安全、衛生、働き方、働きがい、コロナ)に関連する記載情報(財務情報や非財務情報)とその内容について分析しています。